今回はタイカッブ、こけし、サミーソーサ式のグリップエンドを作ってみようと思います
まずタイカッブ式ですが
伝説の名プレーヤータイカッブが採用したグリップということで有名になりました
元ヤンキースの松井選手なども採用している選手の内の一人です
グリップがグリップエンドに向かってだんだんと太くなっていく形をしています
この極端な例が
こちらのライアンハワード選手です
ここまで極端ではなくても、グリップエンドに向かって太くなるような構造を持つバットのことを一般にタイカッブ型といいます
この作り方はいたって簡単で
このような専用のゴムが売っていますので
このゴムをグリップエンドのところに装着します
右側が装着した後です
この上からグリップテープを巻けば完成です
次にこけし型です
こけし型というのはホエールズやホークスで活躍した山崎賢一選手や、まれに漫画ドカベンの作中で殿馬が使ったりしているバットです
普通グリップエンドは小指ほどの幅しかありませんが、これが4,5センチほどのにバカでかくなったのが通称こけし型です
これには専用の道具はありませんが
100均に売っている体に貼るテーピングを使います
こんなようなのをグリップを太くするようにぐるぐると巻いていきます
○イソーには伸縮のある、なしの2種類テーピングがありますが
すこしコツがありまして
最初は伸縮しないのでまっすぐに巻いていきます
そうするとテーピングの層と本当のグリップエンドが少し距離ができてしまうので
そこを伸縮性のあるテーピングでその幅を埋めるように巻いていきます
伸縮性のない白いテーピングの上から伸縮性のある茶色いテーピングを巻きました
最後にサミーソーサ型ですが
これはサミーソーサ選手がやっていた
このようなこけしバットをもっと肥大化させ、木琴のばちのように丸くなるまでテーピングしたものです
これはさっきのこけしバットの延長線上でそれっぽいもの作ることができます
このような包帯を先ほどの上から巻いていきます
左、右と包帯の中心をずらしながら巻いていくと本物っぽく丸みが出ます
ある程度きつくひっぱりながら巻いていかないと握った時に緩んでしまうので気を付けてください

